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「ここが旅立ちの町か、やっと到着だ・・・」 ジャックが冒険者となり数日が経ち、 彼はモンスターとの戦闘を繰り返しながら、 大陸への船が出る港町へとたどり着いた。 「久しぶりに美味いもので食うぞ!」 意気揚々と町の中を進むジャック。 すると【情報屋】と書かれた建物があり、 【冒険者求む!】というノボリが立っていた。 「ちょっと覗いてみようかな」 好奇心をくすぐられたジャックは店へと入ってみることにした。 「へぇ〜」 店の中はジャック以外にも冒険者が数人おり、 壁にかけられたボードには【冒険者情報】があり、 MAO島の地図もあった。 「こういうのを見るとちょっと楽しいな」 そう呟きながらふと横の壁を見る。 「【食料調達】、詳しくはジョセルまで?」 ジャックは何の事かわからずにいると、 「坊主、それは冒険者に対する仕事の依頼さ」 情報屋の主人らしき男が話しかけてきた。 「どんな依頼なんですか?」 「そりゃジョセルって奴に尋ねてくれ。 どうやら坊主は冒険者になったばかりみてぇだな。 情報屋はあくまで情報の掲示しかしねぇ。 ここに貼られている情報を元に自分で依頼元へ行くのが冒険者の嗜みってもんさ。 これはこの町に限った事じゃねぇ。 どこの町でも同じだから覚えておいて損はねぇぞ!」 饒舌に喋る店主らしき男の言葉にジャックは頷き、 「ありがとうございました」と謝辞を述べ店を出た。 「食料調達か、なんか面白そうだしやってみようかな」 好奇心が更に刺激されたジャックは 「よし!」と、意気を上げたのだが、 「ぐぅ〜」 と、盛大に腹の虫が鳴く。 すれ違う人々にクスクスと笑われそそくさと宿屋へ向かうジャックであった。 とりあえず胃袋を満足させたジャックは町の人々にジョセルの事を聞いてみる。 するとあっさり居場所がわかり向かう事となった。 ジョセルはジャックと会うと挨拶もそこそこに、 「チキンの肉を調達してほしいのだが、なかなか手に入らなくてな…頼まれてくれるかい?」 いきなり依頼してくるのだった。 少し驚いたジャックだったが、 それだけ必要に迫られているのだろうと思い、 「任せてください!」 胸を張り依頼をひき受けた。 するとジョセルは大喜びし、 「じゃあよろしく頼んだぜ! チキンは山小屋によく現れるが、 かなり手強いモンスターも出るから気をつけてな!」 と言い、「報酬も期待しててくれ!」と付け加えた。 「あんなに喜んでくれたら嬉しいよな。 絶対にチキンの肉を手に入れて帰るぞ!」 意気揚々と町を出て山小屋へ向かうジャック。 彼は何も知らなかった。 チキンがどういったモンスターなのか、 そして山小屋に潜む難敵の存在を・・・・・・。 ジャックは見事依頼を果たせるのか? 次回へ続く・・・・・・ ![]() (7)前へ / (9)次へ |
